美容鍼灸について

はるか昔から、鍼灸は身体の様々な不調の改善や病気の予防、けがの処置などに用いられてきました。
その鍼灸の施術を美容の分野に応用したものが美容鍼灸です。
美容鍼灸で改善が期待できる症状には、肌荒れ・乾燥肌・くま・くすみ・しわ・たるみ・むくみ・しみ・にきびなどがあります。
鍼によって表皮や皮下組織にごく微細な「傷」ができ、その傷を修復する自己修復反応に伴って「顔色が良くなった」「顔がリフトアップされた」「メイクのノリがいい」「むくみがとれた」などの美容的効果が実感できます。

たるみ・ほうれい線

お顔のたるみやほうれい線が濃くなる要因はいくつかありますが、その中でも大きな要因の一つとして挙げられるのが、お顔の筋肉“表情筋”の衰えです。
表情筋(お顔の筋肉)というのは、抗重力筋と呼ばれる、重力に抗うために発達してきた筋肉です。
この表情筋の弾力が加齢とともに衰えて重力に負けてしまうことにより、筋肉が引き下げられてお顔のたるみとなって表れてきます。

1.首・肩・頭部・顔部の筋肉への血流をよくさせる

お顔の筋肉というのは、単体で存在しているのではなく、薄い筋膜で繋がっています。お顔を含めて、頭、首肩まわりなどの筋肉をほぐし血流も良くさせてから鍼を刺します。

2.多数の鍼で顔・頭部の筋肉へ鍼による刺激

お顔の表情筋はそれぞれ繋がっているとご説明しましたが、頭部の筋肉のゆるみがお顔のたるみにも影響するため、お顔とあわせて頭部にも鍼の施術をしていきます。また、お顔だけで約20本~40本ほどの鍼を使用します。

3.頭部の筋肉へ微弱電流を流す

微弱電流を流すことにより、筋肉をしっかり引き締めてほうれい線を薄くし、たるみがなくなるように、さらに引き締めます

4.手や足のツボに刺激

顔以外にも、自律神経や内臓機能を調整、血流の流れを良くする為に、鍼やお灸で施術をしていきます。

小顔・むくみ

お顔が本来よりも大きく見えてしまうのにはいくつかの原因が考えられます。

咬筋(こうきん)のコリ

顔には咀嚼筋(そしゃくきん)という筋肉があり、ものを噛んだりする時にこの筋肉を使います。咀嚼筋は3つの筋肉の層でできており、その最も表層にある筋肉が『咬筋(こうきん)』です。
食べる際に強く噛んでしまう方や、ガムを良く噛む、歯ぎしりをする方はこの咬筋がこり、固く張った状態になることで、あごが大きく見えてしまいます。

お顔のむくみ

むくみとは身体に余分な水分が溜めこまれてしまっている状態です。お顔がむくむことで膨張し、大きく見えてしまいます。
むくみの原因としては、体が冷えて循環が悪くなることや、塩分やアルコールの取りすぎなどが挙げられます。また、自律神経の乱れや、腎臓や肝臓の機能低下により代謝が滞ることでもむくみやすくなります。

お顔の筋肉のたるみ

加齢と共にお顔の筋肉が重力に負けて下がると、たるんできてしまいます。
特に頬の部分が垂れ下がってくることで、お顔が膨れた印象になってしまいます。

首周りの筋肉のコリ

首肩まわりの筋肉がこることによって、首のラインが強く張って膨らんできます。さらに、血流が悪くなりむくむことで首まわりがふっくらしてきます。そのため首とあごとの境界線があいまいになり、ぼやっとした印象になることで、顔全体が大きく見えてしまいます。

1.首・肩・頭部・顔部の筋肉への血流をよくさせる

お顔の筋肉というのは、単体で存在しているのではなく、薄い筋膜で繋がっています。お顔を含めて、頭、首肩まわりなどの筋肉をほぐし血流も良くさせてから鍼を刺します。

2.鍼でツボ&筋肉を刺激してフェイスラインを整え、頭部の凝りをとる

フェイスラインや頭部へ鍼で刺激し咬筋の緊張をとります。

3.筋肉へ微弱電流を流す

微弱電流を流すことにより、筋肉をしっかり引き締めてむくみがなくなるようにしていきます。

4.手や足のツボに刺激

むくみの原因としては、体の冷え、塩分やアルコールの取りすぎなどで起こる可能性があります。また、自律神経の乱れや、腎臓や肝臓の機能低下により代謝が滞ることでもむくみが起こってきますので、手や足のツボに鍼やお灸で施術します。

お顔の左右差(ゆがみ)

左右差の原因 ▸▸▸ 顔の筋肉のコリ・ゆるみ

顔には目を開いたり笑ったりと、表情をつくる時に動かす「表情筋」や、ものを噛むときに使う「咬筋(こうきん)」などの筋肉があります。
日々の生活の中でこれらの筋肉に負担がかかり続けると、顔の筋肉にコリやゆるみが生まれてきます。
顔の筋肉のコリ・ゆるみの程度にはご自身の癖や姿勢などによっても、部位によって差が出てきます。それがそのまま顔の左右差・ゆがみにつながってしまいます。
またお顔の筋肉がこることで、血液やリンパの流れに滞りが生じ、クマや血色不良、肌荒れ、むくみなど様々な症状となって表れてきます。

1.首・肩・頭部・顔部の筋肉への血流をよくさせる

お顔の筋肉というのは、単体で存在しているのではなく、薄い筋膜で繋がっています。お顔を含めて、頭、首肩まわりなどの筋肉をほぐし血流も良くさせて顔のゆがみも調整するようにします。

2.鍼でツボ&筋肉を刺激してフェイスラインを整え、頭部の凝りをとる

フェイスラインや頭部などへ鍼で刺激し筋肉のゆがみをとります。

3.筋肉へ微弱電流を流す

微弱電流を流すことにより、筋肉をしっかり引き締めゆがみを整えます。

4.手や足のツボに刺激

顔のゆがみの原因としては、身体のゆがみや首肩の凝りからくる可能性もありますので、手と足のツボに鍼やお灸の施術をします。